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Activity

暗室の使い方② 〜現像編〜

1. 用意するもの

  • フィルムピッカー
  • ハサミ
  • トング
  • 現像タンク一式(リール、タンク、蓋、留め具)
  • 漏斗
  • フィルムクリップ
  • 保存用のボトル
  • 溶液を入れる容器
  • 温度計
  • 養生テープ
  • マッキー

※トングや容器は現像用・停止用・定着用・水洗用など用途がわかれているため、混ざらないように注意しましょう。

2. なくなったら買い足すもの

  • 現像剤(SILVER CHROME PANDOL)
  • 定着液(スーパーフジフィックス-L)
  • 酢酸(富士酢酸)
  • 仕上げ剤(FUJIFILMドライウェル)

※()内は2025年1月現在使用している薬剤

3. さぁ、やってみよう!

①溶液を作る

現像液・定着液は、再利用することができます。まだ使える状態の液が残っている場合は、この手順は飛ばしてOKです。 現像液と定着液を、溶剤の指定通りに希釈します。使う溶剤によって条件が異なるため、ここでは詳細は割愛します。ちなみに学生会館2階にはお湯の出る水道があるため、水道水が冷たい時期は特にそこを利用するとよいです。

②停止液を作る

停止液は、水と酢酸で作り、再利用はしません。そのため、都度用意する必要があります。300mlにつきキャップ1杯を目安に、停止液と書かれた容器に溶かして混ぜてください。

③道具を用意する

手際よく現像をするために、道具を用意します。 現像液→停止液→定着液の順でタンクに液を注いでいくため、その順番で液を水道に配置します。 その後水洗→(仕上げ剤)の順番で現像を行います。配置の様子は以下の写真を参照してください(↓)

また、仕上げ剤のドライウェルは使用しなくても現像することができますが、使用することで乾燥時間を短縮できます。お好みで用意しましょう。(富士フイルムドライウェルの場合は200倍に希釈)

④フィルムの現像時間を調べる

フィルムの現像時間(現像液を攪拌する全体の時間)は、使用しているフィルムによって異なります。「(フィルム名)+現像時間」で検索すると出てくるため、事前に調べておきましょう。 (参考サイト

⑤ベロ出し

いよいよ、撮りきったフィルムの出番です。フィルムピッカー(通称ベロ出し)を使い、フィルムの端を引き出します。 使い方はピッカーに載っている画像(↓)を参考にします。2でカチッと音が鳴るまで回すのがコツです。

(参考:ピッカーの使い方)

⑥フィルムの端を切る

フィルムの一番端は少し細くなっており、リールに巻く際この部分が引っかかってしまうため、平らになるよう切り落とします。

⑦リールに巻く

ここからは、電気を消して、カーテンも2重に閉め、完全に真っ暗な状態で行います。 事前に現像タンク一式とハサミの位置を把握しておきましょう。また、スマホの通知などで光が入ってしまうことがあるため注意してください。
(参考動画:フィルムをピッカーに巻く方法)

リールにフィルムをすべて巻き終わったら、ハサミで切り取ります。フィルムが入っていた部分は不要なので、破棄してください。 タンクにリールを入れ、留め具をして、蓋をくるくる閉め終わったら、もう電気をつけて大丈夫です。

⑧攪拌(現像液)

まずは、現像液をタンクにいれます。赤い蓋を閉めたら、まずは1分間攪拌します。その後、50秒放置→10秒攪拌のサイクルを現像時間いっぱい続けます。攪拌した後、放置する前に軽くタンクの底をトントンと叩きつけ、泡を消すのがポイントです。現像時間分攪拌が完了したら、現像液を容器に戻します。

⑨攪拌(停止液)

次に、停止液をタンクにいれます。停止は1分間攪拌し続けます。1分経過したら、停止液を容器に戻します。

⑩攪拌(定着液)

次に、定着液をタンクにいれます。スーパーフジフィックスの場合、3~5分、現像と同じように50秒放置→10秒攪拌のサイクルで定着させます。液が古い場合、気持ち定着時間を伸ばすといいようです。

⑪水洗

タンクからリールを取り出し、リールからフィルムを取り外します。水洗用の容器(底に穴が開いており、水が循環するようになっている)にいれ、5分ほど水を流し続けます。この間に片づけを進めておくと、洗い物がまとめられて効率がよいです。

⑫仕上げ

ドライウェルを使用する場合は、水洗が終わった後に30秒ほどフィルムを溶液につけ、そのまま洗い流さずに乾燥に進みます。

⑬乾燥

シャレードの暗室には、「かんそー君」と呼ばれる熱線装置があります。現像の完了したフィルムの両端にフィルムクリップを取り付け、かんそー君の中に吊り下げます。 分数のダイヤルを設定し、ボタンを押すと乾燥が始まります。体感としては20分入れておけば完全に乾きます。 20分後、これで現像は完了になります。片づけをしましょう。

⑭片づけ

現像液、定着液、ドライウェル(あれば)を保存用タンクに移します。難しければ漏斗を使いましょう。 新しく溶液を作った場合は、養生テープに「現像 (薬剤名) 20241231」のように、中身と作成日がわかるように記入して貼ってください。 停止液は先ほども述べた通り再利用はしないため、流してしまって大丈夫です。 使用した道具はすべて洗って、ひっくり返して自然乾燥させます。

現像液・定着液が古くなった場合は、廃液タンクにそれぞれいれてください。 7割ほどになったらインフォメーションセンターに持っていきましょう。業者の方が廃棄してくださいます。

★以上で現像の手順は完了となります。お疲れ様でした!

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